買い足す前に、手持ちの靴を見直す
まずは、今ある靴で組めるか考えてみてください。その日の用途に無理なく履けない靴は、予備に数えないほうが実用的です。数だけそろえても、結局いつもの一足に戻ってしまいます。
- たまに履く場合。 次の外出までに十分乾くなら、履き回しの枠を埋めるためだけに買い足す必要はありません。
- 毎日履く場合。 用途に合う二足があれば交互に使えます。手持ちの靴で構いませんし、別のモデルを新しく買う必要もありません。
- 三足目を考える場合。 二足ともまだ乾いていない、あるいは別の活動に使う靴が必要なときです。三足をそろえること自体を目標にしなくて大丈夫です。
Brooksは、頻繁に走る人にシューズの履き回しを勧めています。乾燥と回復の時間を取るためです。ここで示す足数は暮らしに合わせた運用の目安で、すべてのスニーカーに科学的に定められた最低数ではありません。

イラストは用途の違いを表したものです。三足購入するためのリストではありません。足りないのがランニング用なら、クッション性とサポートで考えるランニングシューズ選びで候補を絞ってみてください。
週末も順番を途切れさせない
同じ用途に使える二足をAとBとします。以下は順番の例であり、この間隔で必ず乾くという意味ではありません。
- 二足なら。 月A、火B、水A、木B、金A、土B、日A。翌週の月曜はBです。
- 互いに代用できる三足なら。 A、B、C、A、B、C、Aと続け、翌月曜はBにします。月曜ごとにAへ戻さないのがポイントです。
- 用途や外出日が違うなら。 まず、その日の活動に合う乾いた靴を選びます。候補が複数あれば、最後に履いた日を目安に決めましょう。
休ませた時間は、履き始めではなく脱いだ時刻から数えます。月曜の午後8時にAを脱ぎ、水曜の午前8時にまた履くなら、間隔は48時間ではなく36時間です。
順番が来ても、湿っていれば見送ってください。Nikeも再使用前に完全に乾かすよう案内しています。カレンダーだけでは、内側が乾いたかどうかは分かりません。
脱いだ靴を乾かす場所を決める
ひもを緩め、取り外せるインソールだけを外します。濡れた靴には吸水用の紙を入れ、湿ったら交換しましょう。インクの濃い部分を避け、靴ごとのお手入れ表示を優先してください。Nikeはこの乾かし方と、熱が接着剤を傷めるおそれを説明しています。
置き場所は、Brooksが案内するように、涼しく乾燥した直射日光の当たらない場所に。専用の置き場がなければ、開放型のシューラックや棚が選択肢になります。靴同士の間隔を空けられる手持ちの棚があれば、新調しなくても構いません。
棚の中を「乾燥中」と「履ける靴」に分けてみましょう。内側を確認してから移すようにすると、急いで湿った靴を選ぶのを避けやすくなります。
革のドレスシューズも履き回していて、シュートゥリーや季節ごとの保管が気になるなら、革靴の保管ガイドも参考になります。
休ませるだけで解決するとは限らない
ASICSは、ランニング後は理想的には48時間休ませるよう勧めています。走るとミッドソールが圧縮されるためです。これはメーカーの目安で、すべてのEVAフォームの回復時間が同じ、あるいは誰にとっても三足が最適だと証明したものではありません。
市民ランナー264人を22週間追跡した研究では、複数の靴の使用と低い傷害リスクとの関連が見られました。履き回しだけが差を生んだという証明ではなく、普段歩く人にも同じ効果を保証する結果ではありません。
休ませた時間だけでなく、靴の状態も確認してください。ASICSはランニングガイドで、グリップの摩耗、足裏に伝わる硬さ、安定感の低下を交換のサインに挙げています。順番を埋めるために傷んだ靴を使い続けたり、寿命が二倍になる前提で購入予算を考えたりしないようにしましょう。
参考資料
この記事の作り方
ChexlowのAIが、Nike、Brooks、ASICSの案内とランナーの追跡研究の公開抄録を基に執筆しました。足数の考え方やスケジュール例は日常の使い方を整理するための編集上の提案で、製品テストや個別の傷害予防指導ではありません。
Chexlow編集部がまとめました · 記事内の画像はAIイラストです