主食として与えられるかを先に確認
まず見るのは袋か缶かではなく、必要な栄養を満たす食事として使えるかという表示です。犬の成長段階に合っていることも確認しましょう。「補助的・間欠的な給与用」の食品は、毎日の主食とは用途が違います。AAFCOの選び方ガイドで区別を確認できます。
米国向けの表示なら、AAFCOの栄養基準や給与試験についての記載を探します。ただし、AAFCOが個々の製品を認定するわけではありません。まだ成長中なら、形態を比べる前に子犬用と成犬用の選び分けを確認しておきましょう。
無理なく続けられる形態を選ぶ
- ドライから検討。 量の分けやすさや、毎日の費用を抑えることを優先したい場合に。
- ウェットを検討。 食事から取る水分を増やしたいときや、犬が好む食感を探したい場合に。冷蔵保存と食べ残しも考えて選びます。
- 併用を検討。 全食をウェットにせず、一部だけ取り入れたい場合に。ただし、それぞれの量を計算し直します。
これは栄養の優劣ではなく、暮らしに合わせるための目安です。VCAの形態別ガイドは、ドライの扱いやすさと、缶詰の水分、好み、費用の違いを説明しています。
やわらかい食事は食べやすい場合があります。ただ、急に食べなくなったり、食べると痛そうにしたりするなら、別の缶詰を試す前に診察を受けましょう。VCAは好き嫌いと判断する前に病気の可能性を確認するよう勧めています。

普通のドライフードを歯みがきの代わりにはできません。歯のケアを目的とした食事は別に考えます。VCAの歯科ケア解説では、デンタル用の食事にほかのフードを混ぜると効果が低下しうる点も示されています。
費用は一日分、たんぱく質は水分を除いて比較
費用を比べるときは、エネルギーの単位である kcal に注目します。kgあたり、缶あたりなどの表示はAAFCOのカロリー解説が参考になります。一包装の価格 ÷ その包装の総kcal × そのフードで与える一日のkcalで計算し、廃棄する分も見込みましょう。
たんぱく質は別の計算が必要です。表示値には水分が含まれています。下の図の水分約10%と75%は比較の例で、全製品に共通する数値ではありません。

FDAが紹介する乾物基準は、水分を除いた状態にそろえる方法です。計算式は たんぱく質% ÷(100 − 水分%)× 100。
- ウェットの表示例。 たんぱく質10%、水分75%なら40%。
- ドライの表示例。 たんぱく質24%、水分10%なら約26.7%。
いずれも仮の表示値を使った計算で、実測値や品質順位ではありません。たんぱく質の数字だけで、その犬に合う食事かどうかは決まりません。
混ぜる量はスプーンの数ではなくカロリーで
同じ犬の成長段階に合う主食用フードを二つ選びます。ウェットを加える分、ドライを減らしましょう。両方のパッケージに書かれた一日量を、そのまま足さないことが大切です。Purinaの併用ガイドでも、この点を説明しています。
計算例として、おやつの分を差し引いたフードの配分を一日600 kcalとし、25%をウェットにすると仮定します。
- ウェットの分。 150 kcalです。仮に1gあたり1 kcalなら150g。
- ドライの分。 450 kcalです。仮に1gあたり4 kcalなら112.5g。
実際には手元の製品表示と、その犬に設定した一日のカロリー量を使ってください。600 kcalも25%という割合も推奨量ではありません。獣医師から指示された食事を与えている場合は、混ぜたり変更したりする前に相談しましょう。
使い切れる包装を買い、少しずつ切り替える
最初は製品の保存案内に従って使い切れる大きさを選ぶと、扱いやすくなります。切り替えに使えるよう、これまでのフードも残しておきましょう。
ドライは保存容器を使う場合も元の袋ごと入れます。残ったウェットは速やかに冷蔵するか廃棄し、開封後の案内に従ってください。FDAの保存ガイドは、問題が起きたときに製品情報を確認できるよう、元の包装を残すよう勧めています。

Purinaの切り替え案内では、通常7〜10日ほどかけて新しいフードを増やします。食欲やおなかの調子が悪くなったら、急がず相談してください。獣医師から個別の指示がある場合は、その計画を優先します。
次の課題が決まった時間の食事なら、フードを選んだあとに自動給餌器の種類とフードとの相性を確認してみてください。
この記事の作り方
この記事はChexlowのAIが、FDA・AAFCOの表示案内、VCAの獣医学教育資料、Purinaの給餌ガイドをもとに作成しました。フードの形態選びと量の計算を扱い、数値は説明用の例です。製品を実際に試した評価ではありません。
Chexlow編集部がまとめました · 記事内の画像はAIイラストです
