国名ではなくモデルの仕様を比べます
ラストは靴を作るための木型です(Cheaney)。下のイラストは形の違いを見るための架空の例です。国別の標準や実測図ではなく、本文で紹介するモデルを描いたものでもありません。
イタリアの靴は幅の選択肢を確認
リンク先のSantoniのダービーは、幅にゆとりのあるラウンドトゥです。Ferragamoも一部のモデルで幅を選べます。イタリアの靴なら大きめを買う、とは決められません。

英国の靴も丸い形だけでは判断できません
Crockett & Jonesの348ラストはスクエアトゥで、前方にデザイン上の余裕を設けています。英国の靴はゆったりしていると考えたり、小さめを選んだりする前に、木型の番号を確認しましょう。

フランスの靴も幅とサイズを組み合わせます
J.M. Westonは複数の幅とハーフサイズを用意しています。アーモンドトゥだから普段のEUサイズで合う、とは限りません。

換算する前に足の情報をそろえます
手持ちの紙、鉛筆、定規を使えます。合わせる靴下を履き、メーカーの方法に沿って両足の長さと幅を記録します(Crockett & Jones)。店頭では、かかとから足の指の付け根の関節までの長さも測ってもらいましょう(Brannock)。
寸法と一緒にモデル名、ラスト、幅、サイズの表記方式を控え、そのメーカーの表で確認してください。EU42をどの靴にも通じる一つのmm値には置き換えられません。普段のスニーカーを基準にするなら、先に同じスニーカーサイズでもフィットが違う理由を確認しておきましょう。
気になる場所から次に試すものを決めます
以下は試着候補を絞るための考え方です。この情報だけでサイズを確定するものではありません。
- 長さが足りない。 一つ上のサイズを比べ、かかとと前足部も再確認します。
- 長さはよくても横が当たる。 長くする前に、幅違いや別のラストを比べます。
- 甲がきつい。 調節しやすい履き口を試しましょう。Cheaneyはダービーやギブソンの紐構造を挙げています。形を変えるならダービーとオックスフォードの構造の違いが参考になります。
- 前がきつく、かかとは浮く。 別の木型を試したいと相談してください。インソールで直せるはず、と大きい方を買うのは避けましょう。
Crockett & Jonesは、最初から足に合うことを重視しています。痛い靴を選ぶ理由に、履き慣らしへの期待を使わないでください。
注文前にその一足を確かめます
販売店にサイズ表記、幅、ラストを確認し、室内試着後の返品条件も読んでください。返品条件を損なわないよう、その店の試着方法に従いましょう。Cheaneyの案内も慎重な試着を勧めています。
残すのは実際に足に合った一足です。隣り合うサイズがどちらも合わなければ、購入を保留して幅や木型を店頭で比較しましょう。次回に役立つのは国別の換算ルールより、合ったモデル、幅、サイズの記録です。
この記事の作り方
ChexlowのAIが、Santoni、Ferragamo、Crockett & Jones、J.M. Weston、Brannock、Cheaneyの公式フィッティング資料をもとに執筆しました。国別のイメージを見直し、選び方を整理した記事です。個別のフィッティングや製品の着用試験ではありません。
Chexlow編集部がまとめました · 記事内の画像はAIイラストです