生地の重さは候補を絞る目安にする
GSMは生地1平方メートルあたりの重さをグラムで表した数値で、完成したTシャツ一枚の重量ではありません。SANVTの重量ガイドでは、夏向けに160 GSM以下、幅広い季節向けに160〜200 GSM、寒い時期向けの重い生地に200 GSM超を目安として挙げています。あくまで同ブランドの選び方で、業界共通の区分や透けにくさの基準ではありません。
暑さが気になるなら、まず軽い候補を試着しましょう。薄く頼りない着心地が苦手なら、重い生地も比較に加えます。迷ったら中間の重さも試してみてください。最も重いものを選べば間違いない、とは限りません。
SANVTの生地解説も、GSMが高いことだけでは品質の良さを示せないと説明しています。同記事の軽量モデルはコットンとリヨセルを使った160 GSMで、180 GSMのPerfect T-Shirtは透けない生地として紹介されています。ただし後者はその商品の説明です。すべてのTシャツが180 GSMから透けなくなる、という意味ではありません。
数値を載せず、言葉で重さを説明する商品もあります。NikeのJordan Flightトップは、全体にウォッシュ加工を施した厚手のコットンと紹介されています。候補に加える手がかりにはなりますが、「厚手」「ウォッシュ加工」だけでは正確なGSMも、自分が着たときの見え方も分かりません。
透け感と生地の落ち方を分けて見る
ドレープとは、生地が垂れたり、ひだを作ったりする様子です。できれば購入予定の色を選び、身幅のゆとりが近い候補同士で比べましょう。ゆとりが大きく違うと、生地とカッティングのどちらによる違いなのか判断しにくくなります。
試着では、次の点を別々に確認します。
- 透け感。 合わせる予定の下着を着け、自然光のもとで前後を見ます。普通に立った状態と腕を前に伸ばした状態で、下着の色や肌、輪郭が気になるほど見えないか確かめましょう。
- 落ち方。 裾を手で整えず、そのまま下ろします。正面と横から見て、座ってから立ち上がってみてください。柔らかなひだと、まっすぐな輪郭のどちらが好みでしょうか。
- 動いたときのゆとり。 胸やお腹が引っ張られるなら、生地を諦める前にゆとりのある形を試します。サイズを上げると丈が長すぎる場合は、さらに大きくするより別のカッティングを探しましょう。

イラストは、生地の落ち方が異なる二つの例です。特定のGSMや透けにくさを示すものではありません。好きな形を言葉にする参考にして、実際の商品で確かめてください。
フィットと混率も別々に読みます。例えばAS ColourのStaple Teeはレギュラーフィット、中程度の生地重量とされ、コーマコットンを使用していますが、ヘザーカラーにはビスコース15%を含むと記載されています。同じモデルでも、選んだ色の素材説明まで確認しましょう。
合わなかった条件に合わせて選び直す
目指すのは最も高いGSMではありません。透け感、シルエット、着心地がそろって気に入る一枚です。
- フィットはよいのに透ける。 別の生地や色を試し、透け感をもう一度確認します。GSMが高いという理由だけで買い替えないようにしましょう。
- 透け感はよいのに形が気になる。 別のカッティングや、好みの落ち方をする生地を試します。重さを増やすだけでは、シルエットの確認にはなりません。
- 見た目はよいのに重い、暑い。 軽い候補に戻り、透け感を確認し直します。一枚で着るために、不快な着心地まで我慢する必要はありません。
- 通販で情報が足りない。 生地重量、その色の混率、服の実寸、正面と横からの着用写真を販売店に尋ねます。自宅での試着を判断材料にするなら、先に返品条件を確認してください。
条件がそろった候補を一枚選びましょう。生地は決まっても襟元で迷うなら、クルーネックとVネックの選び方へ。首まわりの開きは、生地の重さとは別に考えられます。
この記事の作り方
この記事はChexlowのAIが、SANVTの生地ガイドとAS Colour、Nikeの公式商品説明を参照して作成しました。用語と個別商品の情報を資料で確認し、試着時のチェック項目は購入判断のために構成しています。独自の着用テストを報告する記事ではありません。
Chexlow編集部がまとめました · 記事内の画像はAIイラストです
