パッドを外す前に型番を確かめる
製品名の末尾や世代まで控えて、その機種の交換手順を探しましょう。固定方法が分かるまでは、古いパッドを付けたままにしておきます。外寸が同じ、商品写真が似ているというだけでは、対応しているか判断できません。
必要なのは、対応機種を明記した説明です。例えばBoseは、黒と白のQuietComfort 45用クッションを2023年発売のQuietComfort Headphonesに使えると案内しています。これは特定の組み合わせの説明で、QuietComfort用ならすべて交換できるという意味ではありません。
注文前に、対応する型番、固定方法、同梱品を確認してください。不明な点があれば、メーカーや販売店に正確な型番を伝えて問い合わせましょう。
元の音に戻したいのか、変化を試したいのか
傷んだパッドの交換が目的なら、まず元の構成に指定された部品を探します。あえて別のパッドを選ぶなら、音質が必ず向上すると考えず、交換後に好みを確かめるつもりで選びましょう。
SennheiserのHD 500シリーズ用ベロアパッドは、この違いが分かる例です。二つ一組で、対応するのは掲載された機種のみ。HD 559では元の構成用、HD 560SとHD 599ではより暖かい音になると説明されています。メーカーが対応機種に挙げていても、元の音の傾向まで同じとは限りません。「暖かい」はメーカーの表現であり、こちらで測定した結果や音質の順位ではありません。
正確な対応を確認できたら、交換用イヤーパッドの表面素材、想定する音の傾向、同梱品を比べます。「低反発」という表示や似た輪郭、厚みだけで適合を判断しないでください。

イラストで比べているのは、見える厚みと表面です。裏側の固定構造は描いておらず、同じヘッドホンに取り付けられることを示すものではありません。
固定方法もお手入れも、その機種の説明に従う
2023年発売のBose QuietComfort Headphonesは、クッション底部の硬い縁をイヤーカップの小さなツメの下に入れる構造です。Boseは、取り付けた縁の上に十個すべてのツメが見えることを確認するよう案内しています。ツメの数や外し方は、他の機種に共通する手順ではありません。
この機種のカップ内にあるL/R表示付きの薄い布は、スクリムと呼ばれます。Boseによると、汚れたり傷んだりしたものを交換する場合は、新しいクッションを付ける前に行います。また、布が斜めになっているのは正常です。開口部と平行でないからといって、無理に平らにしないでください。固定部が割れていたり、説明どおりに進めても無理な力が必要だったりする場合は、作業を止めて修理窓口に相談しましょう。
洗い方も個別に確認します。Appleは、AirPods Maxの外側に使用できる除菌シートをイヤークッションには使わないよう案内しています。指定のクッション・ヘッドバンド清掃を行った後は、平らに置いて少なくとも一日乾かしてから、クッションを戻して使用します。この機種を洗う場合は手順全体を確認し、別素材のパッドにそのまま応用しないでください。
固定、装着感、音を分けて確認する
Boseは、正しい取り付けによる密着が音響とノイズキャンセリングの性能に必要だと説明しています。付いたように見えるだけで確認を終えないようにしましょう。
交換後は、次の順で確かめてみてください。
- 固定状態。 メーカーの説明と周囲全体を見比べ、指定された向きや固定箇所を確認します。
- 装着感。 ヘッドバンドを調節し、普段の眼鏡もかけます。圧力の偏り、耳への接触、パッドのずれがないか確かめましょう。
- 音と静かさ。 普段の設定で、聴き慣れた部分を無理のない音量で再生します。ANCがある機種なら、同じ場所で音楽を止め、オンとオフも比べてみます。
これは異常に気づくための編集上の提案で、出荷時の性能に戻ったかを測定する試験ではありません。音や騒音の減り方が気になる場合は、アンプなどを買う前に、指定どおりに取り付けられているか、部品が正しいかを再確認してください。解決しなければメーカーに相談しましょう。
パッドが傷む前から装着感に不満があったなら、別のパッドを買うだけでは選び直しの答えが出ないこともあります。ヘッドホンの形から見直す場合は、オーバーイヤーとオンイヤーの装着感の違いも参考にしてください。
この記事の作り方
ChexlowのAIエディターが、Boseの機種別交換手順、Sennheiserの交換部品仕様、AppleのAirPods Max清掃ガイドを参照して執筆しました。購入前と取り付け後の確認方法は編集上の提案であり、実機試験の結果や他社製パッドの適合保証ではありません。
Chexlow編集部がまとめました · 記事内の画像はAIイラストです