スマホに付けて持つか、別に置くかを決める
充電したいのは、片手でスマホの乗車券を見せるときでしょうか。それとも、通話の合間に机へ置いているときでしょうか。容量の数字より先に、使う場面を思い浮かべてみてください。
- 磁気吸着式を選ぶなら。 スマホの背面に付けて使いたい人向けです。バッテリー単体の薄さだけでなく、取り付けた状態の厚みと重さで比べましょう。
- ケーブル式を選ぶなら。 バッテリーを背面に付けず、スマホの横に置きたい人向けです。持ち歩くケーブルも含めて比較してください。
- 両方使いたいなら。 USB-C出力を備えた磁気吸着式も候補になります。例えばBelkinのQi2 10Kは両方の充電方法に対応しています。ただし、端子があるだけで高速な有線充電ができるとは限りません。出力仕様も確認しましょう。

最初の一台なら、普段のケーブルのわずらわしさを解消できるかを基準にするのがおすすめです。置いたまま充電することが多ければ、まずはケーブル式から候補を絞れます。
磁石を選ぶ前に、スマホとケースの対応を確認する
磁石のリングは取り付け位置を示すもので、スマホの充電速度を保証するものではありません。WPCはQi2の磁気による位置合わせと認証試験について説明しています。購入候補の正確な型番を、認証データベースで確認しましょう。
当初のQi2は15Wの充電に対応し、より高い出力の規格はQi2 25Wという名称です。WPCの発表でも区別されています。バッテリー側の上限が高くても、スマホがその充電方式に対応している必要があります。
「iPhone 12以降」とひとまとめにせず、機種名まで確認してください。AppleはiPhone 16eをMagSafe非対応の機種として挙げています。Qi2 Readyでは、WPCが説明する承認済みのスマホとアクセサリーの組み合わせが重要です。磁石付きケースなら何でも代用できるわけではありません。

購入前にバッテリーの縦横寸法とカメラ周辺の形を照らし合わせ、ケースの対応表示も確認しましょう。相性がはっきりしなければ、ケーブル式を候補に残せます。ケースも買い替えるなら、素材と保護性能の選び方を参考にしたうえで、充電への対応は別に確かめてください。
出力を比べ、手持ちのケーブルを確認する
仕様表では、ワイヤレス出力、USB-C出力、バッテリー本体を充電する入力を分けて読みます。二台を充電する予定なら、同時使用時の出力も確認しましょう。Belkinの資料も使用モードごとに仕様を分けています。商品名にある最大の数字が、そのままスマホへ届く出力とは限りません。
ケーブル式では、スマホが必要とする充電規格とケーブルを合わせます。USB PDはUSB Power Deliveryという充電規格、USB-Cは端子の形です。Appleの急速充電ガイドでも、USB-Cケーブルと、以前のiPhoneに必要なUSB-C to Lightningケーブルを区別しています。同梱品や手持ちのケーブルが合えば使い続け、端子や充電仕様が合わない場合にだけ追加しましょう。
「有線なら必ず発熱が少ない」「無線は必ず遅い」と決めつけるのも避けたいところです。Appleはバッテリーが熱くなりすぎると80%を超える充電を制限する場合があると説明しています。機器の温度に関する案内に従う理由にはなりますが、どちらかの方式なら電池が長持ちするという保証にはなりません。
必要な容量を決めて、候補を絞る
緊急時に少し補充する用途なら、まず5,000mAhを比較してみましょう。コンセントなしで過ごす時間が長いなら10,000mAhから探し、実際の寸法と重さを確認します。これは候補を探す出発点であり、一回、二回と満充電できる約束ではありません。
容量表示は充電回数ではありません。Ankerの計算例では、3.7Vの10,000mAhは37Whで、損失を差し引く前の5V換算では7,400mAhです。Whはエネルギー量を表し、mAhを比較するには電圧も必要になります。
最後に、候補ごとに次を整理してください。
- 磁気吸着式。 スマホとケースの対応、取り付けた状態で許容できる大きさ、スマホが使えるワイヤレス充電方式。
- ケーブル式。 適切な出力、合うケーブル、持ち歩ける大きさ。
- どちらも。 バッテリー本体を充電する入力条件と、充電回数の宣伝に付く測定条件。
容量と出力がまだ混同しやすければ、容量とUSB PD出力の選び方へ進んでみてください。スマホに付けて使うかどうかとは、分けて考えられます。
この記事の作り方
この記事は、Chexlow向けにAIがWPCの規格資料とApple、Anker、Belkinの公式情報をもとに執筆しました。充電方式の選択と互換性の確認を目的とする編集ガイドで、実機テストや新たな人による確認を示すものではありません。
Chexlow編集部がまとめました · 記事内の画像はAIイラストです
