充電したい機器の条件から始めましょう
機種名と、メーカーが案内する有線充電の条件を確認します。Wは充電の電力、mAhは電荷の容量です。 USB PDは対応機器の間で供給電力を調整する規格なので、最大出力が大きくても、その電力がすべてスマホに送られるわけではありません。USB-IFのPD解説
- スマホだけに使う場合。 機種の条件を満たすなら、20〜30Wの製品から比較できます。ただし、すべてのスマホに共通する急速充電の条件ではありません。Appleも機種ごとに条件を案内しています。
- ノートPCにも使う場合。 USB-C充電に対応しているか、必要な電圧・電流は何かを確認してから、65Wや100Wの製品を選びます。
- 140Wが必要な機器の場合。 充電に使う組み合わせ全体を確認しましょう。USB PDの拡張電力範囲には28Vで140Wを供給する方式がありますが、バッテリーの数字だけでは判断できません。

使いたい機器にACコンセントが必要なら、容量を決める前にポータブル電源とモバイルバッテリーの違いを確認してください。
持ち歩ける容量に絞りましょう
次の容量は候補を探す目安です。充電回数を保証するものではありません。
- 5,000mAh。 ときどきスマホを充電し、コンパクトさを優先したいときの候補です。
- 10,000mAh。 日常のスマホ用として、まず比較したい容量。実際の寸法と重さも見て選びましょう。
- 20,000mAh。 複数の機器を充電する場合や、コンセントを使えない時間が長い場合に検討します。ノートPCとの相性は出力も別に確認します。

蓄えたエネルギーはWhで比べられます。計算はmAh ÷ 1,000 × セルの公称電圧。3.7Vなら10,000mAhは蓄電量37Whで、機器に届く量は変換時の損失などで少なくなります。Ankerの容量解説
たとえば、電池が18.5Whのスマホを仮定すると、37Wh ÷ 18.5Whは損失を差し引く前で2回分です。実際に2回満充電できるという意味ではありません。メーカーの充電回数も、対象機種と条件を合わせて確認しましょう。
ケーブルと同時に使うポートを確認します
手持ちのケーブルが条件に合うなら、そのまま使えます。USB-C同士のケーブルを買う場合は必要な電力と定格を比べましょう。60Wのケーブルでは100Wを供給できません。USB-IFの認証表示は60Wと240Wを区別しています。
手持ちの5A・100Wケーブルは、対応する100Wの構成で使えます。140Wには、拡張電力範囲を意味するEPRに対応した240Wケーブルを選びます。ケーブルの定格を上げても、機器やバッテリー自体の能力は変わりません。
ワット数だけで選べない例もあります。スマホの機種ごとにPPSとケーブルの電流条件を確認してください。PPSは充電中に電圧と電流を調整する方式で、Samsungの45W充電案内でも3A・5Aケーブルの条件が機種によって異なります。

複数ポートを使うなら、組み合わせごとの出力配分も確認しましょう。たとえばAnker A1383は合計87WとUSB-C単独最大65Wを分けて記載しています。合計出力を、ノートPCにつなぐポートの出力と読み違えないことが大切です。
スマホの背面に取り付けるタイプが気になるなら、アクセサリーを買う前にマグネット式とケーブル式のモバイルバッテリーを比べてみてください。
バッテリー本体の充電方法も確かめましょう
入力はバッテリー本体を充電するとき、出力は機器を充電するときの仕様です。Anker A1648の説明書でも入力と出力は別の電圧・電流で記載されています。
入力条件を手持ちの充電器とケーブルに照らし合わせます。希望する充電条件を満たせない場合に、対応するUSB-C PD充電器を追加しましょう。充電時間は使用した充電器が明記されたメーカーの目安を確認し、容量だけで判断しないでください。
大容量を選ぶ前に、飛行機の持ち込み条件を確認
本体のWh表示と利用する航空会社の規定を確認します。米国FAAの案内では、モバイルバッテリーは機内持ち込みとし、損傷やショートを防ぐ必要があります。航空会社や国際線の規定はさらに厳しい場合があり、100Wh以下でも一律に持ち込めるとは限りません。
注文前に、機器の充電条件、使うポートの出力、Wh容量、ケーブル仕様、本体の入力をメモしてみましょう。不明な項目があれば、説明書かメーカーに確認してから候補を決められます。
この記事の作り方
ChexlowのAIエディターが、USB-IFの規格案内、AppleとSamsungの充電資料、Ankerの説明書と容量解説、FAAの旅客向け情報を参照して作成しました。仕様の比較方法を扱い、容量の目安は編集上の提案です。製品の実測試験や充電結果の保証ではありません。
Chexlow編集部がまとめました · 記事内の画像はAIイラストです
